横浜市「人生会議」短編ドラマ

横浜市では、横浜市医師会と協働で、在宅医療を推進するための市民啓発講演会などをを実施しています。
その一貫として、人生の最終段階をどう過ごしたいかを元気なうちから考え、希望する医療・ケアについて家族や大切な人と話し合う、アドバンス・ケア・プランニング(ACP:愛称「人生会議」)の啓発を進めています。

このたび、「人生会議」や「もしも手帳」について理解を深めていただくことを目的に、横浜市出身の俳優竹中直人さん・高島礼子さんを起用し、世代別にわかりやすい短編ドラマを制作し、YouTubeで公開しました。是非ご覧になって下さい。

稔(みの)りの世代(高齢期)編 ~みなとの見える街で~

【ドラマの見どころ】 主演は竹中直人さんです。ロケ地は横浜市にこだわりました。稔(みの)りの世代(高齢期)に向けて、身近な人に起こる出来事をきっかけに、もしもの時に備えて今後のことを考える大切さをお伝えします。

働き盛り世代(壮年期)編 ~みどりの見える街で~

【ドラマの見どころ】主演は高島礼子さんです。ロケ地は横浜市にこだわりました。働き盛り世代(壮年期)に向けて、身近な人に起こる出来事をきっかけに、もしもの時に備えて今後のことを考える大切さをお伝えします。

「人生会議」について

「人生会議」とは、万が一のときに備えて、どのような医療やケアを望んでいるかについて、本人による意思決定を基本として家族や信頼のおける人、医療・介護従事者たちがあらかじめ話し合うプロセスのことです。
厚生労働省がアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の愛称を「人生会議」と決定しました。

詳しくは、横浜市のホームページをご参照下さい。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kenko-iryo/iryo/zaitaku/acp/jinseisaishudankai.html

←画像をクリックして下さい。
「アドバンス・ケア・プランニング(ACP:愛称「人生会議」)」(横浜市サイト)

「もしも手帳」について

「もしも手帳」については、当院HPの「横浜市が事前指示書「もしも手帳」を作ったワケ-日経メディカル-」のほうも是非ご参照ください。

横浜市は「もしも手帳」という事前指示書を、2019年1月下旬から配布します。
これは、既存のエンディングノートに比べ、細かい医療処置に関する質問は排除し、病気に対する本人の大まかな意向を聞き出すよう工夫されているのが特徴となっております。

当院にて「もしも手帳」をお渡ししておりますのでご希望の方はお気軽に申し出て下さい。


西神奈川ヘルスケアクリニックでは、在宅診療や訪問診療などのご相談・サポートを行っております。

疑問点やご相談がございましたら、クリニックまでお気軽にお問い合わせ下さい。

【コラム一覧に戻る】